不渡りとは、手形の支払人の当座預金に残高がなく、手形の支払期日を
過ぎても、受取人が額面金額を受け取れず、決済できない状態を言う。
不渡りを出すと、銀行取引停止処分を受ける可能性が高いが、通常、
取引の決済は金融機関の当座取引によって行われ、金融機関から融資を
受けることもあるから、この処分により、決済の停止、資金繰りの悪化
、ひいては信用の低下につながり、実際上、事業ができなくなることが
多い。このことから、不渡りを出した会社は、会社自体は存続しても事実
上の倒産といわれることになる。
不渡りは経営危機の重要シグナルなのである。